20261031-1101 鳳凰三山・ドンドコ沢からの周回山行

南アルプスの滝と白砂の稜線、そして絶景を楽しむ一泊二日

今回の山行は、南アルプスの鳳凰三山。青木鉱泉を起点に、ドンドコ沢から登り、地蔵岳・観音岳・薬師岳を巡る一泊二日の周回コースです。

【1日目】ドンドコ沢から地蔵岳へ

登山前日は韮崎駅周辺で前泊。宿のニラサキヤの素敵な雰囲気に気分も高まります。翌朝はタクシーで登山口の青木鉱泉へ。運転手さんとの軽快な会話も弾み、これから始まる山行への期待が一層膨らみました。

ドンドコ沢ルートは、急な段差や登りが続くなかなか歩きごたえのある道。それでも、絶えず聞こえてくる沢の音が心地よく、いくつもの滝が疲れを癒してくれます。

なかでも印象的だったのが五色の滝。水量豊かな流れは迫力満点で、滝の近くまで下りて間近に眺めることができました。自然の力強さを感じる、素晴らしい景色でした。

鳳凰小屋に到着したら、いったん荷物を軽くして地蔵岳へ。稜線の強風に備えて装備を整え、いざ出発です。

地蔵岳への最後の登りは、足を取られそうになる白い砂地の急登。ひと踏ん張りしてたどり着いた山頂からは、甲斐駒ヶ岳がくっきりと姿を見せてくれました。OさんとFさんは、さらにオベリスクへ。目の前にそびえる特徴的な岩峰は、鳳凰三山を象徴する景色です。

小屋に戻ってからは、談話室のこたつを囲んでほっと一息。居合わせた登山者の方々とも話が弾み、山の話やそれぞれの山行について交流する楽しい時間となりました。

【2日目】観音岳・薬師岳、絶景の稜線歩き

翌朝は少しゆっくりと過ごし、6時30分に出発。

稜線の分岐に出ると、目の前には北岳と間ノ岳。山頂付近はふわりと雪をまとい、中腹から下にはまだ紅葉が残っているように見えます。雪と紅葉が織りなす秋ならではの景色は、思わず足を止めて見入ってしまうほど。なんとも贅沢な眺めでした。

続いて観音岳から薬師岳へ。

稜線からは富士山と雲海が広がり、息をのむような絶景が続きます。途中にはミニオベリスクを思わせる岩もあり、変化に富んだ景色が楽しめました。

薬師岳周辺は白い砂地が広がり、視界も開けていて、とても気持ちのよい場所。南アルプスの雄大さを感じながら、ゆったりと稜線歩きを楽しみました。

【長い下りを越えて、青木鉱泉へ】

絶景を満喫したあとは、いよいよ長い下りの始まりです。

ここから青木鉱泉まで、約5時間に及ぶ下山。長い下りは膝や太ももへの負担も大きく、なかなか大変です。それでも、OさんとFさんが一緒にいてくれたおかげで、話をしながら一歩一歩進むことができました。仲間と歩くことの心強さを改めて感じた時間でした。

そして、ようやく青木鉱泉に到着。長い道のりを歩ききった達成感と、無事にゴールできた喜びは格別です。最後は青木鉱泉のお湯で疲れた体を温め癒してから韮崎駅へ向かいました。

天候にも恵まれ、滝の迫力、白砂の稜線、雪をまとった山々、富士山と雲海、そして秋の紅葉まで、南アルプスの魅力を存分に味わえた二日間。

変化に富んだ登山道は決して楽ではありませんでしたが、素晴らしい景色と仲間との時間に支えられ、充実した山行となりました。

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