
新宿からの夜行バスで、朝早くに尾瀬戸倉に到着しました。5:30始発の乗合バスに乗り、起点となる鳩待峠へ。雲が多い中、鳩待峠から山ノ鼻に向かいます。熊鈴と、AKさんの笛のおかげか熊には遭遇せず。
草紅葉の研究見本園を通り抜け、いよいよ至仏山の登山口へ。水たまりのようになっている階段や、とにかく滑る蛇紋岩に気を抜かないようにしながら、急登を進みました。森林限界を抜け、尾瀬ヶ原が見えるとテンションが上がります。時折雲が切れて青空や燧ヶ岳が見え、そのたびに歓声をあげました。
天国に続くような階段を登り、至仏山頂に到着すると、新潟側はものすごい雲海。休憩しながら、「雲海から少しだけ頭を出しているのは、越後三山のひとつの中ノ岳かな?あっちは谷川岳の馬蹄形かな?」などと山座同定を楽しみました。
至仏山から小至仏山に向かう道は大きな岩だらけ。注意深く進みます。小至仏山に到着し、振り返ると、雲が切れて至仏山の山容が!朝、下からは雲の中で見えなかったので、嬉しさがひとしおでした。
名残惜しい気持ちを残しながら鳩待峠に下山。
鳩待峠休憩所がなくなり、おでんやラーメン、もつ煮などが食べられなくなってしまったことはとても残念でしたが、風も穏やかでさわやかな初秋の尾瀬を楽しみました。





